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2024年のフィリピンの祝日

2024年のフィリピンの祝日

2024年のフィリピンの祝日を表にまとめました。フィリピンは下記祝日の他フィリピン各地域での独自の祝日があります。
イスラム教徒の祝日である※「Eidul-Fitarイード・アル＝フィトル（断食月）」「Eid ul-Adhaイード・アル＝アドハー（犠牲祭）」は祝日となる予定ですが、まだ具体的な日程は決まっておらず、別途発表される予定です。

ニノイアキノ記念日は8月21日（水）に予定されておりましたが、23日（金）に変更されました。

フィリピンの祝日の特徴

フィリピンの祝日は宗教色の強いものが多くなっております。
また、大統領選挙などの大きなイベントがあると年度途中でも祝日が変更されることや追加されることがあります。こちらのブログを作成中、大統領政府から発表があり、２０２４年２月９日が急遽、特別休日となりました。マルコス現大統領になってから、週末にあわせて休日を追加するケースが増えたようです。従って、今後も土日が祝日になっているところは要注意だと思います。もっとも、公式発表が一週間前くらいになることも多いので、なかなか対応は難しそうです。今回、２月９日の休みを1月１９日に発表した（大統領の署名は１月１８日）のは早い方という印象です。

参照：　Proclamation No. 453

ちなみに２月２５日は例年であれば「エドゥサ革命の日」(EDSA People Power Revolution Anniversary)ですが、今年は「日曜日なので敢えて休みにはしない」という理由で祝日に指定されませんでした。しかし、その気になれば方法はあったので、いろいろな憶測を呼びました。来年どうなるか、要注目です。

※エドゥサ革命
1986年2月22日のフィリピン軍改革派将校のクーデター決起から25日のアキノ政権樹立に至るまでフィリピンで発生した革命。この革命では、独裁政治を行ってきたフェルディナンド・マルコス(現大統領の実の父親)政権に抗議する100万の群衆がエドゥサ通りに集まり、マルコス退陣を要求。自宅であるマラカニアン宮殿で反マルコス派に囲まれたマルコス夫妻は、アメリカ軍とともにハワイに亡命し、マルコスの独裁は終わりを迎えました。

ホーリーウィーク（聖週間）

フィリピン国民の訳8割がカトリック教徒です。

「イースター」は『イエスキリストが十字架に張り付けにされて処刑された後に復活したとされる日（復活の主日）』を祝うものです。

イースターの前の、キリストがエルサレムに入城してから苦難を受け、磔にされて死ぬまでの１週間を「ホーリーウィーク（聖週間）」と呼びます。

フィリピンではその中でも、木金土の3日間を｢聖なる3日間｣としとても大切にしておりMaundy Thursday（木曜日）、Good Friday（金曜日）、Black Saturday（土曜日）は祝日になり連休となります。

ホーリーウィークの祝日は毎年日付が変わる移動祝日です。

１２月～１月　クリスマスとお正月

フィリピンでは、「バーマンス」といってSeptember（9月）、October（10月）、November（11月）、December（12月）とバー（ber）が付く月は「クリスマスシーズン」となり、街中がクリスマスイルミネーションで華やかになり、クリスマスソングが耳に入ってきます。

クリスマスイブ12月24日とクリスマス12月25日、そして年末年始１2月30日から１月1日が祝日でお休みになります。このためクリスマス前後から年始に有給休暇を取得して、連休にして長期休暇を取得するフィリピン人が多いです。

参考資料

https://pco.gov.ph/news_releases/regular-holidays-special-non-working-days-for-2024-bared/